お出かけ初日は、宇治・平等院でした。
平成の修復が終わって、建物の柱の朱色も鮮やか、屋根の両翼には金色の鳳凰が
新緑の中に輝いていました。
我が家からは結構近いので、９時過ぎには院内に入りましたが、鳳凰堂の拝観受付を申し込むと、二時間待ちという状態でした。
庭園を散策し、鳳翔館で宝物などを鑑賞して、ようやく鳳凰堂の中に案内されました。
遠くからお客さんがあったときは、いつも案内してくるのですが、何度訪れても、いいところです！
はるばると・・・大阪市を通り抜けて、大阪府和泉市まで・・・
行程は
我が家からは バスとＪＲで大阪まで
地下鉄 御堂筋線で中百舌鳥（なかもず）まで
泉北高速鉄道で和泉中央まで
駅前からバスで 美術館まで
片道 三時間足らずかな？
昨夜まで降っていた雨も上がって、暑い位の陽気になり、お出掛け日和でした。
「かたつむり工房」さんの作品は、昨年、東京ドームで見ていました。
今回は、以前の入選作品も全て展示されるということなので、この機会を逃したら、きっと後悔すると思い、思い切って出かけてきました。
一日で行けるなら、東京ドームに行くことを思えば、楽なものです！
本当に とても良かったです！
ご本人とも、しっかりとお話をさせてもらえて、貴重な体験でした。
何よりも嬉しかったのは、「作品に触らないで下さい」という注意がなくて、
どうぞ、触ってご覧になって下さいと云われたことに、びっくりしました。
タペストリーやバッグ類はもちろん、ぬいぐるみの小物など、とうやって仕上げてあるんだろうという疑問を、製作者ご本人がバッグの中をひっくり返して、見せてくださるのです。
センスや技術が素晴らしいのは、ブログを見ていてもそこそこ伝わってきますが、お人柄に触れることが出来たのは、本当にうれしい事でした。
さあ、これから、マイペースのチクチク時間を増やしていくように心がけましょう！
モラ展で刺激を受けてきました
2016年3月26日 お出かけ
何となく知ってはいましたが、「あまりにも細かい手仕事」という先入観があって、本物を見たことはありませんでした。
しかし、友人に誘われて、京都での作品展に行ってきました。
思った通り、凄いセンスと技術の上に出来上がった作品群は、エネルギッシュで、脳味噌が沸騰しそうな熱気を会場に充満させていました。
元々のモラから、新しい風も吹いているようで、刺繍やビーズをあしらった作品も見受けられました。
制作された方や生徒さんでしょうか、大勢の人が作品の前で熱く語り合っておられるのは、やはり同じ目標に向かって精進しておられる同志ならではお姿と、お見受けしました。
分野は少し違いますが、私も、パッチワークを纏めなくては・・・と、モラのお蔭でスイッチ入りました。
繋いだまま放置していた「レモンスター」
こんな感じで並べてみました。
最初の計画では、短歌の会で「吟行」ということでしたが、歌を詠むのは、「後でそれぞれがよめばいい」ことになり、優雅な庭園を散策し、京都らしい美しいお昼を頂いて、帰ってきました。
枳殻邸は、東本願寺の別邸と庭園で、渉成園とも言われ、国の名勝に指定されています。
京都駅から歩いて、１０数分のところにあり、都会の真ん中にこんな広い庭園が残されていることに、先ずびっくりします。
今では、遠景に高いビルが見えて、少し残念な気がしますが、
数十年前は、ビルではなく、東山が借景だったとか・・・
今回、桜の花は、やっとチラホラといった時期だったので、新緑の季節に、もう一度訪れてみたいです。
２０年ぶりのクラス会
2016年2月3日 お出かけ
前回が卒業３０年の同窓会の時だったので、それ以来・・・
つまり、卒業５０年ということになります！
２０人だったメンバーのうち、集まれたのは、私を入れて６人！
すでに、何名かの人が欠けていますが、
健康上の理由があったり、配偶者に事情があったり・・・と、
残念ながら出席できなかった方が、多くありました。
もう、そういう年代にとっぷりと浸かっていることを、
今更ながらに、思い知らされました。
出かけて行けるだけでも、有り難い事と、健康を感謝し、
久しぶりの旧友との再会を、楽しんできました。
そして、元気なうちに、どんどん会うことにしましょう・・・と、
話が盛り上がって、「次は、琵琶湖周辺で！」ということに！
皆さんの希望を聞きながら、計画を立てるのも、楽しみです！
クラス会の翌日は、妹宅にお世話になって、子供時代の懐かしい場所を訪ねて、市内をウロウロしました！
比治山神社、比治山公園と私がいた頃にはなかった現代美術館、
段原小学校、縮景園、
近代美術館・・・これも、無かった・・・５０年も前だから当然！
今回、一番に行きたかったのが、比治山神社と比治山公園！
神社は、以前と同じ佇まいで、秋のお祭りの時の賑わいなど、懐かしく思い起こさせてくれました。
自宅の近くだった比治山公園周辺は、すっかり様変わりして、面影を探すのに苦労しました。
１００米道路が延長してトンネルが出来ていることは、以前から知っていましたが、子供の頃に、家から登っていった裏道は、どこにあったのだろう？？？
という感じ！
次の日、妹夫婦と車で岩国の錦帯橋・吉香公園・岩国城！
広島から錦帯橋は、いつでも行けそうで、案外行けていない所。
私は、高校２年生の春の遠足で行ったきり、今回が二度目という懐かしい場所です。
吉香公園でクラスメートと写った写真があるので、どこで撮ったのか確かめたかったのですが、公園は広々とした親水公園に整備されていて、面影は見つかりませんでした。ここでも、５０年という、時間の経過感じさせられました。
写真は、錦帯橋から向こうの山の上の岩国城を望む。
北斎の構図をまねて、撮ってみました！
この時期にしては、穏やかなお天気で、楽しい帰郷でした。
クラス会を計画してくださったクラスメートと、妹夫婦に感謝感謝です！
ちょっとだけ大阪を楽しむ！
2015年12月12日 お出かけ
毎年、クリスマス前には、通路の大きなウィンドウに、綺麗な楽しい仕掛けがつくられて、子供も大人も楽しませてくれています。
今年は、オルゴールの音色に包まれて、可愛いサンタがおとぎ話の世界を作り出していました。
私の写真では、サンタさんがちゃんと見えていませんが、雰囲気だけでもお楽しみください。
暫く、「おのぼりさん」をやったあと、改装された後初めてのお菓子売り場を徘徊し、おやつをゲットして帰宅しました。
あらゆる角度から、楽しんだ大満足の一日でありました。
キルトの作品展を見に 西宮へ！
2015年12月12日 お出かけ
大津からは、ＪＲで大阪に出て、阪急電車に乗り換え、西宮北口から二駅の甲東園、家を出てから、２時間の行程でした。
いつもブログを見せてもらって、「凄い凄い」と、ため息を付いていましたが、実際に作品を目の当たりにすると「もっと、もっと凄い！」
「こんなに出来る人が、世の中には沢山いらっしゃるんだ・・・！」と、！
制作者の方にもお会い出来、ちょっとだけですが、お話を聞かせてもらいました。
思い切って、出かけて良かったです！
沢山の人が参加されている企画もあって、いつか、私も仲間に入れてもらえるくらい、腕を上げたいと、大いに刺激を受けました。
東京ドームまで行った時と、同じ感動を味わって、帰ってきました。
これからは、身近なところにある素敵なお手本を、大切にしたいと思います。
これを、来年の目標に、またチクチクを頑張ります！
東寺のガラクタ市で買ったもの
2015年12月8日 お出かけ
「麻」と大きく書いた布が架けて有って、足元にはいっぱいの藍染の麻布！
そして、濃淡色々な青の中に、ひときわ目立つ辛子色の・・・・
よく見ると、ただの布ではなく、どうやら「裃」の上の方！
裃なんて、まともに見たことがないので、手に取ってまじまじと見ました。
へーっ、こんなになってるのか？？？
シャキッとした麻の感触が、何とも言えず良い！好き！
それに、この色！
いったいどんな植物で染められているのだろう？？？
（志村ふくみさんの本を、もう一度借りてきて、よまなくっちゃ）
とうとう手放せなくなって、おいくら？と聞いてしまいました。
「さっき、下の袴の方が、広いから素材として使うという人に売れてね、
上は小さいから、安くしとくよ！」
妹が、傍で、「買うの？？？」というような顔をして見てる。
私も、素材として考えてるんだけど、何が出来そうかは、全くひらめいていない！
でも、ここで買わないと、後でいつまでも頭から離れないんだろうな・・・・
もうちょっと安くならない？
とうとう値段交渉に、入ってしまった！
こうして、また一枚、素材箱に布が増えたのでありました。
付いている紋は天神さんの梅のようです。
これを生かして、レッスンバッグなどを作ると、学業成就間違いなし・・・かも！
紅葉を求めて 最終章
2015年12月6日 お出かけ
今回は、東寺でした。
妹が、お産の後の手伝いを終えて、広島に帰るというので、新幹線に乗る前の数時間を、京都駅近くの「東寺」でラストデートをしたというワケ！
慌てて出かけたので、携帯の写真しか撮れなくて残念でした。
まだまだ美しい紅葉が残っていました。
ライトアップも今夜までとか・・・・
いつの日か、幻想的な夜間の紅葉も見たいものです。
東寺では、毎月「弘法市」がたつんだけど、今日は２５日ではないから駄目だと、残念に思っていたら、なんと「ガラクタ市」と称して、沢山のテントが並んでいるではありませんか！
妹と二人で、ウロウロすること１時間余り、
誘惑に負けて、買ってしまいました！
紅葉を求めて 京都・東福寺へ！
2015年11月29日 お出かけ
お昼に京都駅で出会って、東福寺はほんの一駅！
さすが、紅葉の名所だけあって、京都駅で奈良線に乗るときから、ぞろぞろと流れが出来ています。
東福寺駅を降りたときから、警備の人の広げた手に守られて、一直線に、一筆書きの如く進んでいきました。
小さな流れの両側に、モミジ谷（？）があり、上流に通天橋が架かっていて、ここからの眺めが、見事！
写真を撮る人で渋滞が起こり、警備の人が、「危ないので、押さないで下さい」なんて注意していました。
下からと、上からと、堪能した後に、川沿いに降りて、紅葉林を散策。
大満足の「東福寺紅葉狩り」でした。
今年の秋は、沢山お出かけが出来て、良かったです。
後一日で、１２月です、今年の締めくくり、元気で頑張りましょう！
紅葉を求めて長寿寺へ！
2015年11月21日 お出かけ
ここ十年ほど、紅葉の頃には、毎年のように行っています。
今年は、１１月に入って、暖かい日が続いているので、紅葉もあまり進んでいないようで、我が家の庭のモミジなどは、色づいたかな・・・と思ったら、散ってしまったりしているので、長寿寺の紅葉も、ちょっと心配だったのですが、案の定、未だ緑が多くて、ちょっと残念な景色でした。
来週の後半にしたら、もう少し色が鮮やかになっていたかな？と思いつつ、他の予定もあることだし、今日にしたけど・・・・
横浜からのバスツアーなども来ていました。
彦根に泊まって、湖東三山・湖南三山・石山寺など、琵琶湖周辺の紅葉をめぐるコースだとか・・・バスの運転手さんのお話でした。
因みに、長寿寺は、湖南三山の一つです。
地元の野菜や食べ物を売るテントも、年々増えていて、賑やか！
お昼ご飯代わりに、お団子やら豚汁を食べて、
晩御飯のために、鯖寿司なんぞを買って、大いに楽しんだ一日でした。
来年の紅葉は、もう少し日にちを狙って、行くことにします。
来年の事を言うと、笑われそうですが、
来年も、「必ず、長寿寺に行きます！」
周囲の視線が気になったけど、ここでためらっていてはオバサンの名がすたる（？）と、撮りまくりました！
何て恥ずかしい？？？
そんな時は、「私の連れではありません」と、知らんふりをしていてくださいね！
久しぶりに 電車に乗ったら！
2015年11月7日 お出かけ
歩いて唐橋前まで行って、直ぐに来たので、ラッキーと思ったら、凄い色彩の車両が！
話には聞いていたけど、実際に乗るのは初めて！
急いでカメラを出して、写して・・・・ドキドキしながら乗り込んだ！
県立美術館は、我が家から目と鼻の先・・・といっていいほどの距離にあります。
車で行く時間と、駐車場から美術館まで歩く時間と・・・どっちが長い？
周囲は日本庭園になっているので、散歩するにも最高！
久しぶりの友人とのおしゃべりも、すぐに全開モードです。
人間国宝 志村ふくみさんは、滋賀県出身の方で、ご自身の作品を県立美術館に寄贈しておられます。
仕立てられた着物の美しさはもちろん、自然の草木から引き出された色で染め上げられた生糸の美しさは、ため息が出るようで、いつまでも見ていたい思いでした。
今年は、３月に大山崎のアサヒビール美術館にも行ったので、志村ふくみ展の当たり年です！
美術館でたっぷり美しいものを鑑賞した後は、美味しいものを・・・・
近くのショッピングセンターでランチをしながら、またまたおしゃべり！
今回は、一年ぶりくらいだったかしら？
お互いの家はとっても近いのに、機会を作らないと、なかなかゆっくり会えないんですよね！
庭に秋の花が咲き揃ったら、もう一度、おしゃべりの機会を作りたいです！
ここの団地の西側は、瀬田川に面しており、対岸は石山寺です。
毎年、琵琶湖花火大会の後に、石山寺の正面の瀬田川に台船を浮かべて、花火があげられます。
家に居ると、前の竹やぶが邪魔になって、花火は見えないのに、音ばかりがうるさいという、ちょっとマイナスイメージのここの花火ですが、見物に行くとなると、楽しいこと・・・・
川沿いの歩道には、見物の人で、いっぱい。
あまりにも近くて、頭の真上を花火が炸裂するので、臨場感も満喫しました。
（写真は携帯で撮ったので、イマイチ・・・雰囲気だけでも）
１時間足らずの間でしたが、首が痛くなるほど！
歩いて行けるこんな近くで、気楽に楽しめる催し、
家で、音がうるさいなんて言っていないで、楽しみに出てくればいいんですよね！
来年は、ゆうにゃんと一緒に行きたいな！
また、お泊りに来てね！
数日前から猛暑が訪れていて、当日もうだるような暑さ、
でも、台風よりはいいです！
我が家からは、１時間もあれば行けるのですが、遠くからのお客さんは、お疲れだったと、思います。
これからは、行ったり来たりの機会が増えることを、楽しみにしています。
保津川下り 行ってきました！
2015年6月17日 お出かけ
大津に住み始めてから３０数年、今まで一度も機会がなかったので、やっと念願を果たした感じです。
嵯峨野線・亀岡駅から歩いて１０分足らずのところに、乗船場があります。
船に乗って、いよいよスタート！
船頭さんは、ベテランさんと若いお兄さんの一人が前、もう一人の若いお兄さんが後ろです。
船の客は、２０人余り。
驚いたことに、日本人客は、私と妹の他に二人、全部で四人だけ！
あとは全部 中国からの団体さんでした。
もちろんガイドさん（これはモンゴルの人とか）が付いて、通訳していました。
テレビでは、よくニュースで見ていましたが、実際に目の当たりにしたのは初めてです。
船は、流れの狭いところや、岩の迫っているところや、スリルも味わわせてくれながら、嵐山まで一時間半ほどで、下ります。
秋の紅葉のシーズンは、川面にも山の景色が映って、とてもきれいだそうです。
その季節は、乗船に二時間待ち・・・ということも、珍しくないそうで、人気があるって、大変なことですね！
若葉がさわやかな今の季節も、モミジや桜の間に、岩躑躅が咲いていて、とても綺麗で、素晴らしい体験をさせてもらいました。
お出かけのついでに、琵琶湖畔のなぎさ公園の芝桜が、綺麗に咲いているというので、足を延ばしてみました。
プリンスホテルの東側の湖畔、向こうに霞んで見えるのが比叡山です。
おまけで 天王山に登る！
2015年3月12日 お出かけ
時刻は、まだ11時を少し過ぎただけ・・・
久しぶりに自然の中を歩くのも、楽しいかな？・・・と、
ふらっとハイキングコースに向かって歩き始めました。
天王山といえば、豊臣秀吉と明智光秀が、天下を争ってぶつかった歴史的な場所です。
これまで大阪や広島や、西の方に出かけるときはいつも、電車や車で通っていて、ここがあの天王山と思いながら眺めていましたが、通過するばかりでした。
あの歴史好きな主人も、一度も「寄ってみよう」と切り出したことはありません。ちなみに、関ヶ原では、現地を散策したことがあります。
ひとり旅の気楽さで、歩きだしたものの、結構山道の登りが続いて、すぐにこれは思ったより気楽ではなかったかも・・・・と、不安がよぎりましたが、天下分け目の舞台の入口に立った高揚感は捨てがたく・・・歩き続けることにしました。
途中の要所要所に、大きな合戦絵図と、堺屋太一さんの小説の抜粋からの説明文が設置されていて、歴史のすぐそばに居合わせているような気持になります。
見晴らし台から京都方面を見ると、眼下に、JR東海道線（最近は、琵琶湖線と呼ぶようになってます）・名神高速道路とさらに、京滋バイパスへの分岐が大きく畝って、昔から重要な地点であったことがわかります。
頂上は、標高270メートル １時間以上も掛かっての制覇でした！
降りるときは、登りの何倍も大変でした！
気楽に、ちょっとウオーキングの延長のつもりで、おまけ登山を思いついたのですが、考えてみれば、もう何年も山の中のウオーキングすらしていなかったのでした、危うい危うい・・・・無事に帰れて良かった！
京都・大山崎のアサヒビール大山崎山荘美術館で開かれていることを知り、JRで３０分たらず、寒い北風も少し収まってきたので、今日、行ってきました。
志村ふくみさんの名前は、１０数年前に随筆で知りました。
その後、滋賀県立近代美術館で作品展があった時に行って、感動した記憶が今も鮮明に残っています。
今回は、図書館で本を借りて来たりして、予習もばっちりしました！
植物染料で染められた糸・・・
織られた布・・・
本で見る写真でも何とも云えず深みがあって美しいのに、実物を目の当たりに見られて、以前と同じ・・・いえ、それ以上に、感動しました。
この１０数年の間に、私なりに好きな針仕事の中で、布への思いが、刻み込まれてきているせいかもしれません。
お気に入りの布で、暮らしの中に活かされるものを、これからも作っていきたいと・・・・
やる気・元気いっぱい
いよいよ、春も到来です！
