お土産が完成!
お土産が完成!
お土産が完成!
明日から数日間、故郷の広島に帰ります。

妹が、出雲大社へのバス旅行に一緒に行こうと誘ってくれて、今まではゆっくり行けなかった実家のお墓参りもすることになっています。

そして、一番のお楽しみが、何十年も会っていなかった松山の従姉妹に会えること!!!

私の帰郷に合わせて、広島に来て、妹の家で一緒に泊まることになったのです。

昔、冠婚葬祭でちょっと出会ってはいましたが、大人になってからは、殆んど初めてのような気がします。

既に、電話連絡での会話の間にも、いろいろと思い出が掘り起こされていて、プロローグに突入、期待は盛り上がる一方です。



私は、この機会に、「特別なお土産」を作りました。



結婚以来、長い間、タンスに眠っていた「帯」

母が自分のものを持たせてくれたのですが、
母の母・・・つまり私の祖母が織った手作りのものなのです。

いまでも手芸の一つとして、親しまれている「裂き織り」という手法でつくられていて、縦糸は普通の糸ですが、横糸は着なくなった着物地を細く裂いて、織ってあります。

母の実家は中国山地の真ん中にあり、母は、子供の頃に、蚕を飼って糸をつむいだり、機を織ったりする祖母の姿を見て育ったという話をよくしてくれました。

この帯は、そんな母の思い出が詰まった特別なものでした。

今回、妹や従姉妹たちとゆっくり母の思い出話をする機会が出来て、直ぐに考えがまとまりました。

この帯を、形を変えて、みんなに貰って使ってもらおう、と!

私たち四人姉妹と従姉妹の計五人分、
切って縁をつけて、ちょうどテーブルセンターにいいかな?という大きさです。

色合いもとても落ち着いた配色で、古臭さを感じさせません。
縁取りには、私が昔縫った絣の着物のほどいたものを使いました。
これにも、妹との、ちょっとした思い出があります。

毎日、少しづつ針を進めていきながら、とても暖かい思いに浸っていました。

明日、これを持って、故郷の広島に行きます。

「おみやげだよ」って、広げた時の、みんなの顔が楽しみです!

コメント

nophoto
ふみこ
2013年11月17日1:30

お久しぶりです。
いつも楽しみに拝見させていただいてます。


素敵なお土産ですね!
手作りの帯、作られた工程を想像しながら見入ってしまいました。

広島、出雲へご旅行とのこと楽しそうですね。
私は京都で紅葉を楽しんでから広島へ帰る予定でいます。

寒くなってきましたので、お体にお気をつけください。

nophoto
やっちん
2013年11月18日21:08

ふみちゃん

いつも見てくださってるそうで、ありがとう!

何処に行っても、紅葉が美しく、故郷の秋を 存分に味わって、人にも自然にも癒してもらって、帰ってきました。

途中下車、お待ちしています!