私のお正月も!

2017年1月11日 日常
お正月の後、三連休に長女夫婦が帰ってきたので、
ゆうにゃん一家もやってきて、二度目の賑わい!

久しぶりの居酒屋開店状態でした!
うちの家族でお酒が飲めるのは、長女の所だけなのです!

よく食べ、よく飲み、よく喋り・・・・楽しかったです!

そんな今年のお正月イベントも終わって、静かな日常にもどり、ちょっと手持無沙汰の感じだったので、思い立って映画を見に行ってきました!

いま話題の「この世界の片隅に」 です。


話題の映画だということよりも、故郷の広島や呉が描かれていることに、興味があったのです。

戦時中・戦後の悲惨な状態は、映画であっても、出来ればあまり見たくない・・・と、いうのが私の偽らざる気持ちでした。

しかし、映画を見終わって、

見たくない・・・・と思ったような内容ではなくて、ホッとしました。

と、同時に、懐かしい故郷の言葉に、とっぷりと浸かって、
子供の頃になじんだ地名に、忘れかけていた風景を蘇らせて、
暖かいふんわりとした幸せな気持ちになっていました。


が、


その後で、湧いてきた思い・・・は、


ここに描かれている中に、2歳の私が生きていた・・・・と、いうことです。
呉ではない、広島市内で・・・・


直接の記憶はないけど、母の背中に負ぶわれた私が見ていたはずの惨状は、
母の残した手記と短歌によって、窺い知ることが出来ます。

母は、それらの中に、深い思いを遺して、その後は何も語ること無く、往ってしまいました。

 「原爆の記憶は我にあらねども母詠みし歌に我が姿あり」    自作です。


いろんな形、いろんな方法で、伝えられていく、大切なこと。


毎日に暮らしを大切に、今年も頑張ります!

いいお正月でした!











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