シロウとハナのこと

2007年7月27日
突然 シロウが亡くなりました。

否 本当は突然ではなかったのかも知れません。
小さな異常にもっと早く気付いてやっていれば・・・
直ぐに獣医に診せていれば・・・
サンタもハナも 口内炎で行っていたんだから・・・
後悔先に立たずです。

一週間くらい前から ハナが肩で息をして呼吸が荒いのが気になっていたので 涙を流す暇もなく獣医の所へ行きました。

レントゲンを撮り 血液検査をし、
暫く待合室で待つように言われました。

待っているとシロウちゃんのことが頭に浮かんできて仕方がないので 置いてある本でも見ようと ふと手にしたのが岩合さんのネコの写真集でした。
見ているうちに 写真のネコたちに顔の筋肉がふっと緩んで 微笑んでいました。
と その後からいきなり涙が溢れてきて止まらなくなったのです。

我が家の家族にネコが加わってから十数年。
飼い猫になったのも通いネコになったのも いろいろいました。
そして 楽しい思いと寂しい別れを何度もしました。
写真のネコの中にみんないました。
あの子もこの子も・・・
シロウちゃんは あの子たちの所へ逝ったのですね。

検査の出るまでに涙を止めておかなければ・・・
もっと見たかった岩合さんの写真集を閉じて 涙を拭きながら呼ばれるのを待ちました。

診断は
肺に水が溜まっていて 容積が小さくなっているため酸素が少ししか取り入れられないこと
心臓の筋肉が薄くなって 血液を押し出す力が弱くなっていること 
そのため直ぐに酸素室に入れられました。

午後に水を抜く処置をし、利尿剤と栄養サプリメントで4,5日様子を見るということで、夕方家に連れて帰りました。

ハナちゃん 暑くてしんどいだろうけど まだまだ元気でいてね、ネコ婆さんも頑張るからね!

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